学川淵(がっかぶち)とは熊ヶ根橋の上流にある淵で、昔、子供たちが水泳をした所らしいです。広瀬川ハンドブックによれば、昔、熊ヶ根には広瀬小学校の分校があったらしいのですが、昭和4年に廃校になったそうです。
今回は、学川淵の場所がよく分からず、悪戦苦闘してようやく現場付近に到着。
熊ヶ根橋より上は漕いだことがないし、ましてやこの区間は深い谷底でアクセスも非常に困難です。このあたりは、私にとって完全に初めて見る光景で、興味津々。
野川橋よりも更に上流ですから、水はあくまでも清く澄んでました。まさに仙台市民の宝です。もちろん、水温は非常に非常に低く、とっても冷たかったッス。最初、この写真の場所が学川淵そのものに違いないと確信していたのですが、どうやら比較的最近、本流が移動してきてこの淵が出来たらしいです。右岸側がアンダーカットになっていて、ちょっと怖いですね。大正から昭和の初期に、本流がどこを流れていて、どこに淵があったかは、残念ながら分かりませんが、学川淵はこことは違う場所にあったのかも知れませんね。熊ヶ根で子供時代を過ごされた80歳以上の方に伺う機会があれば、もしかしたら分かるかも知れませんね。
河原に偶然、熊ヶ根にお住まいのおじさんがいらしていて、しばし、談笑(^-^)。釣りがお好きのようで、とても良い方でした。ちょっと話を伺ったところ、昔、よく泳いだ淵は、もう少し下流にあるとのこと。最近は砂利が少なくなって結果的に淵も浅くなってしまったとのことでした。
この写真は、上の写真の場所から下流側を望んだものです。目の前の瀬は流れも速く水深も結構あったので、流れを渡って、下流にあるというその淵を直接見に行くことは出来ませんでした。この場所より大分上流に遡った所にも淵があって、そこでも、昔よく泳いだとのことでした。このあたりの探索は次回のお楽しみです。でも、
本当の学川淵は一体どこにあるんでしょうか?