週末は瀬音を聞きながら

rapids06.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2007年 01月 24日

シリーズ第3弾:学川淵を探し求めて

 学川淵(がっかぶち)とは熊ヶ根橋の上流にある淵で、昔、子供たちが水泳をした所らしいです。広瀬川ハンドブックによれば、昔、熊ヶ根には広瀬小学校の分校があったらしいのですが、昭和4年に廃校になったそうです。
 今回は、学川淵の場所がよく分からず、悪戦苦闘してようやく現場付近に到着。
 熊ヶ根橋より上は漕いだことがないし、ましてやこの区間は深い谷底でアクセスも非常に困難です。このあたりは、私にとって完全に初めて見る光景で、興味津々。

シリーズ第3弾:学川淵を探し求めて_d0072855_20524920.jpg
 野川橋よりも更に上流ですから、水はあくまでも清く澄んでました。まさに仙台市民の宝です。もちろん、水温は非常に非常に低く、とっても冷たかったッス。最初、この写真の場所が学川淵そのものに違いないと確信していたのですが、どうやら比較的最近、本流が移動してきてこの淵が出来たらしいです。右岸側がアンダーカットになっていて、ちょっと怖いですね。大正から昭和の初期に、本流がどこを流れていて、どこに淵があったかは、残念ながら分かりませんが、学川淵はこことは違う場所にあったのかも知れませんね。熊ヶ根で子供時代を過ごされた80歳以上の方に伺う機会があれば、もしかしたら分かるかも知れませんね。


シリーズ第3弾:学川淵を探し求めて_d0072855_20573021.jpg 河原に偶然、熊ヶ根にお住まいのおじさんがいらしていて、しばし、談笑(^-^)。釣りがお好きのようで、とても良い方でした。ちょっと話を伺ったところ、昔、よく泳いだ淵は、もう少し下流にあるとのこと。最近は砂利が少なくなって結果的に淵も浅くなってしまったとのことでした。
 この写真は、上の写真の場所から下流側を望んだものです。目の前の瀬は流れも速く水深も結構あったので、流れを渡って、下流にあるというその淵を直接見に行くことは出来ませんでした。この場所より大分上流に遡った所にも淵があって、そこでも、昔よく泳いだとのことでした。このあたりの探索は次回のお楽しみです。でも、本当の学川淵は一体どこにあるんでしょうか?

by Clearwater0606 | 2007-01-24 21:02 | 広瀬川の名所旧跡 | Comments(6)
Commented by utinopetika2 at 2007-01-24 21:55
今日、宮沢橋近くの河川敷に行く機会があって、広瀬川を眺めてきましたが、この時期の水は透明度が高いようですね。
カヌーは全く知りませんが、沢登や、渓流釣りも好きで、熊ヶ根橋の下を歩いた事があります。
大変興味深く拝見しています。
Commented by tsune2 at 2007-01-24 22:01 x
きれいな淵ですね。
広瀬川探訪楽しみにしてます。
正月の話Hさんからを聞きました。
Hさん相当楽しんできたようですね。
今は静水で練習に明け暮れてる日々(週末)で遠征はまだです。
Commented by yjj7top at 2007-01-24 22:07
やはり熊ヶ根あたりまで行くと広瀬川もきれいですね。
このシリーズ良いですね、オイラの知らない広瀬川がいっぱい!
「広瀬川ハンドブック」でしたか?一度見てみたいものです。
(開業おめでとうございます。今日偶然前を通って発見してしまいました。。。)
Commented by Clearwater0606 at 2007-01-24 22:09
tsune2さん、どうもです。このあたりの広瀬川は、ひと味違います。水質抜群です。正月にはHさんと、一緒に漕ぐことが出来、我々も非常に刺激になりました。

是非、広瀬川にも遊びに来てください。
Commented by Clearwater0606 at 2007-01-24 22:11
utinopetika2さん、お晩です。広瀬川はとても良い川ですが、特に大倉ダムの水が合流する地点より上流域は、とても透明度が高く、非常に素晴らしいですね。まさに、清流と呼ぶにふさわしい水質だと思います。

kayak自体も面白いのですが、こうして川を散策するのも、非常に楽しいものがあります。

こつこつ更新していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by Clearwater0606 at 2007-01-25 08:43
yjj7topさん、どうもです。「広瀬川ハンドブック」はかなりの優れものですよ。幾つか文献がありますので、それらを参考に、広瀬川の探索してみます。

環境が変わりましたが、これからもがっつり漕いでいきたいと思ってますんで、ヨロシクです。


<< 時には冬の疎林を歩いてみる      広瀬川の名所旧跡を訪ねてシリー... >>