広瀬川の河原を歩いていると所々で
亜炭層を目にします。地質学に疎い私には、どの時代の物か分かりませんが、いずれにせよ100万年以上前の木々が変化した物でしょう。
もしかするとこの写真の亜炭も元々は
セコイアの大木だったりするのかも知れません。触ってみると確かに「木」であることが実感できます。直接触れてみると、気の遠くなるほど太古の植物なのに、ついこの間までそのあたりに聳え立っていたような気がするから不思議なものです。
大地に埋もれていた太古の植物が広瀬川の浸食作用によって再び日の光を浴びて、21世紀に私がそれを目の当たりにするというのは、非常に神秘的な巡り合わせとも言えますね。